<Wales6 story17>The land of promise [随筆]
お久し振りです。 仕事に託(かこつ)けて「ブログ記事更新」おサボりしておりました。
その間に色々な事がありました。東日本大震災から一年経過、頻発する余震、未だ続く原発行政・政治の迷走、iPhone4sの音声認識システム”siri”の完全日本語対応化、新iPad発売、九州ストーカー殺人事件に見る警察の相変わらずのお役所体質etc・・・。
・・・世界は激動といって差し支えない程の変貌を遂げていますが、日本は変わっている様で本質的なところでは実は何も変わっていないのだなとあらためて思っております。
国家であれ民間であれいつも「後追い」ですべてが為されている様な気が致します。その様な状況を見るにつけ日本の社会から無くなってしまったものは「先進性」なのだなぁとつくづく思います。
世界を席巻した"Japan as number 1"はもはやどこにも見つける事が出来ません。「先取気鋭」の精神はもう過去のものでわたしが生きている間には二度と取り戻せない様な気が致します。日本の高度成長期におけるあの活力と柔軟性は一体どこに消えてしまったのでしょう。
世界に類を見ない急速な高齢化社会がもたらしたものが日本社会の成熟ではなく精神の老齢化だったとしたら哀しい事だと思います。
では、久々のブログ更新です。今回は「奈良」はお休みで「ウェールズ」のみです。
これから始まる物語はWalesのスリン半島の半ばにあるこの山の麓の村々に古くから伝わる伝承です。語り部はもちろんわたしです。それでは瞑想のひとときを一緒にお過ごし下さい。
君はあの日、あの夜、漆黒の闇が支配するあの山の上で、
いったい何を見つめていたのだろうか。
果たして僕を待っていて呉れたのだろうか。
僕が灯した松明は暴風雨にかき消されついに君の元に届く事はなかった。
君が本当は何を望んでいたのか、何を欲していたのか僕は知りたかった。
しかし君が居ない今となってはそれを確かめる術(すべ)もない。
あれから一年の歳月が流れた・・・。
この先を是非お読み下さい。きっとあなたの心に残る物語となるでしょう。






