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これからの『日本』ひいては『日本人』を考える VOL.8 [評論・文芸]

石灯籠.jpg

 

I hope to hear from you. If you approve this statement, you should join in this plan. Announce this statement on your HP, SNS, blog and Instagram. I hope to see you in the future. When you change, the world changes.
 
THE FIRST STATEMENT. 
CHANGE! YES WE CAN! 
We don't believe in the Abe's fakehood cabinet. We disappointed in Shinzo Abe.
 
THE SECOND STATEMENT. 
CHANGE! WE CAN DO IT!
We're disgusted at Shinzo Abe's lies. So need to we change the apple which is rotted to a fresh one. Anyhow we can do it!
 
THE THIRD STATEMENT.
NO MORE SHINZO ABE! 
WE WON'T REPEAT THE SAME MISTAKE ANY MORE.
 
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安倍晋三よ。
お前はあの日『原爆死没者慰霊碑』に向かって何を思ったのか。
否、あれは本当は慰霊碑などではない。
紛れもなく原爆死没者の『石棺』そのものなのだ。
その石棺の表に刻まれた人々の願いなのだ。
そしてそれは広島市民は元より、
日本人と世界中の平和を希求する全世界の人々に放たれた願いなのだ。
その声が届かないのか、
安倍晋三よ。
 
 安倍総理は最近急に言わなくなりましたが、かつて「積極的平和主義」とか何とか、外遊や事ある度に仰っていましたね。あの、その結果がこれでしょうか。
 総理着任以来五年に近づきつつある昨今、日本の味方や賛意を示す国は少なくなり、極東の隣諸国との関係は戦後最悪。トランプ大統領のお先棒を担いで、一番敵対してはいけない危険な国の矢面に立つという、国民の安全を蔑ろにする行為の数々。そのような愚かな行いによって、日本を真っ先に攻撃すると北に名指しされる事が、安倍総理の掲げていた
「積極的平和主義」の中身だったとしたら、本当にお粗末な話です。あなたはこの疑問に答える義務がある。何故ならこれは国家の安全保障の問題そのものだからだ。
 
 安倍晋三党首は28日臨時国会冒頭解散の後で、自民党本部で選挙に臨む議員を前にして「選挙の度に政党名がコロコロ変わる政党に国政を任す訳にはいかない」と仰ったとか仰られなかったとか。う〜ん似たようなニュアンスを都議選で聞いた記憶がある。あれが都議戦大敗の引き金になった事をもうお忘れになったか。
 その様に野党を批判するならばあなたと自民党は果たしてどうなのか。それを私は有権者の一人として安倍自民党総裁にお聞きしたい。
 あなたが”国難”と呼ぶ状況で、何故解散までして消費税の使い途を変えた(これが真実に基づいていないまったくの「虚偽」だという事は前号までに既に証明済)という理由で、しかも今それをやらなければならなかったのか。消費税が10%に上がるのは平成31年4月1日の予定だった筈。それを社会保障費に廻す。だから国の借金の返済を伸ばさなければならないというレトリック(けしてロジックではない)だったと思うが、それならば尚更のこと国民に直接信を問うのではなく、国民によって信任された代議員同士、国会の審議を通して決めれば良かったではないか。何のための国会なのだ。これでは国会軽視ではなく国民軽視ではないか。こんな事のために600億円も使って総選挙をやる「大義」とやらを聞かせて欲しい。
 憲法九条霞んじゃいましたね。というよりわざと取り上げる順位を低くしましたね。戦術ですか。でも、もし選挙で勝ったら必ず遣るんだろうからその事はちゃんと前面に出して選挙戦に臨んでくださいね。もし出さないで勝ったとしても、それを国民は信任したとは認めません。因みにあなたは憲法九条の、1項と2項を残した形で、自衛隊を合法化すると発言しましたが、最低限それは守って下さいね。そしてそれを公約の中に明記して下さい。でも出来ないでしょうね。私が『最も分かりやすい改憲論と北朝鮮のお話』の中で述べたている様に、自衛隊と2項は絶対相容れない。だとしたらあなたは又も国民を欺く事になる。なぜそう云うかといえば、いつもあなたはそういう姑息な手段を使って後で信を裏切るような翻意を平然とやる人だからです。
 今回高村副総裁は選挙に出馬しないが、自民党員を辞めた訳でも、況してや政治家を辞めた訳でもなく、これからも自民党の憲法改正の主要メンバーとして改憲に関わると明言していた。そしてその中で2項は自衛隊と相容れないと明言していた。わたしも当初からそれを指摘している。だがあなたは
1項と2項を残した形で、自衛隊を合法化可能」と言い切った。だとしたらそれは最低限守って下さい。そうでないと国民を裏切った事になります。なお私は改憲してもしなくても北からの脅威はなくならないと、このシリーズが始まる直前の過去記事で明言している。自衛隊を「敵対国を先制攻撃出来る軍隊」にしても、日本の安全は保障できないと明確に述べている。だとしたら(改憲を)やる意味などあるのか。それでも改憲しなければならないという理由を説明して頂きたい。
 それからあなたの言う、自民党は当初から改憲を党是としてるというのは嘘です。嘘を大っぴらに付いちゃいけません。その事は河野洋平さんも述べて安倍総裁を非難しています。自由党と民主党が一緒になった時点から改憲を党是とするなんて一度も謳っていません。それがいつロジックからレトリックにすり替わってしまったのかは知りませんが、あなたは事実と違う事を平気で述べている。それが嘘でないというなら選挙戦の中で国民に説明して下さい。
 ところであなたは一度も説明責任を果たしていませんよ。80%の国民が説明責任を果たしていないと答えているんです。回数の問題ではない。森友・加計問題は国民の八割が納得していないというなら責任は果たしていないんです。そしてあなたがこれ以上説明をする気がないというなら、わたしは野党に『森友・加計問題の真相の究明と責任者の明確化』を公約に掲げるよう要望します。
『希望の党』については解説するのを止めました。正直まだ見えて来ないものがありますので。
 しかし民進党が希望の党と組むという点については「大義名分」はあるのではないかと思っています。政策や理念の違う人達が一緒になるのはどうかなどという政治アナリストや何も分かっちゃいないタレントもいますが、だとしたら一体自民党はどうなんだと問いたいですね。かつて自民党は違う考えや信条も受け入れる度量の大きな政党だと辞任・・・じゃなかった。自認していたじゃないですか。だとしたら、野党が考えの異なる人達が集まって安倍自民党と対立軸を作って統一会派で戦う事も同じです。
 
 何故なら今回の選挙は「自民党」 vs 「希望の党」という対立の構図ではなくて、実質的には『安倍晋三を信じるか』 vs 『安倍晋三を信じないか』という二者択一の信任選挙なのです。ですから「小池百合子」 vs 「安倍晋三 」ではなく、実際は、『国民』 vs 『安倍晋三』の構図なのです。
 
戸隠神社奥社.jpg
 
<真の安全保障とか防衛というものは武力によってはけして解決出来ない>
 起こした方も起こされた側にも戦争となれば大儀も正義もありはしない。人と人とが殺し合う以上どんな理由があるにせよすべては悪なのだ。大概の人間は強い憎しみの感情を持たない限り人を殺せない。つまり、正常な神経をもって人を殺戮することなど出来はしないのだ。そして戦争はそれまで普通に生きていた人間を狂気に変える。だから戦争に大義も正義もないのだ。
 誰が何と云おうと国を守る為に本当に必要なのは外交の力と政治家の手腕です。断じて軍事力などではない。軍事力とは即ち敵性兵力への殺傷力だ。そして紛れもなく非人道的代物である。だとしたらそれは人間ならば使ってはならないものだ。これは理想論として述べているのではない。あくまでも現実の話だ。
 現時点で自衛隊という兵員と兵力を日本は保持し、それを日本各地に配備している。この現実から目を背ける積もりはない。日本人を本当の意味で守ってくれるのは米国第7艦隊ではなく間違いなく、陸海空の自衛隊しかいない。しかし、迎撃能力を持つのは良いが、先制攻撃できる軍隊にしてはならない。それは法的にも軍事力においてもという意味である。
 何故そう主張するのかといえばそれは日本破滅の道に他ならないと思うからだ。これはイデオロギーとか、個人の思想の話ではない。あくまでも信念の問題だ。
 自分たちが助かるために相手を先制攻撃する。これを正しいと思う心を恥じるべきではないのか。自分だけが良ければいい。他人が不幸になっても知ったことではない。そう思う者の心を人は卑しむだろう。だが自分たちも知らず知らずの内にそれに与(くみ)していないか。無視され虐げられ続けてきた民族の恨みを私達はあまりにも軽視していないか。現代の日本人の過半はそんなことはしていないだろうが、私達の祖先は間違いなくそれをしている。これは覆い隠せない事実だ。
 従軍慰安婦問題は真実とは違うと私も思う。だが、朝鮮半島の人々はこの言葉と少女像を、かつて日本人に虐げられ踏みにじられた過去に重ね合わせて、その象徴として語っている。確かに表現の仕方は日本人とは違い、時に不快に思う事もあるだろう。だが、それが民族性の違いなのだ。そしてその民族性の違いを理解し、それを乗り越えて行かなければ近隣諸国との良好な関係を将来に渉って築きあげ継続させることは出来ないだろう。現実的に付き合わないで生きる事など地政学的にも地理的配置からしても無理なのだ。過去の私はそうではなかったが、今の私はそう思っている。
 国家として賠償は済んでいる。経済援助をしたり保障したから過去の清算は済んでいる。条約にもそれは明記されている。確かにそうだろう。もしこれ以上の賠償を韓国政府が求めて来たら毅然とした態度を取るべきだ。確かに私もそう思う。だが朝鮮半島の人々が、民衆レベルで求めているのは日本政府の謝罪と反省の言葉ではない。日本国民ひとりひとりの真の反省と謝罪を求めているのだと、最近になって私は思うようになった。朴槿恵大統領の罷免は、デモという形の民衆の蜂起によって実現されたものだ。韓国の民はそれを日本人ひとりひとりに突きつけようとしている。果たして私達日本人は、彼の国の民衆を支配抑圧、蹂躙した過去を、一度でも本気で反省したことなどあるのだろうか。そんなの俺たちには関係がないというならば、私はそれに答えるだろう。あなたに日本の安全保障を語る資格はない。
 今上天皇を引き合いに出すのは大変恐れ多いが、今上天皇のライフワークである平和への願い、過去の戦争の痛烈な反省、そしてそれを具現化した、海外で亡くなられた戦没者と、その国々の人々を戦渦に巻き込んでしまったことへの反省と慰霊の旅。それを日本国民はどう捉えているのだろう。そして未だ今上天皇が先の大戦のお詫びも兼ねた海外慰霊を済ませていない国が、この極東に三つも存在するという現実。これを日本人はどう考え、どう捉えるべきだろう。
 話を元に戻そう。他国を攻めるということは、自分たちさえ良ければいいという心理とまったく同質のものだ。自分しか認めず他者を排除する。それを恥ずかしいことだとも思わずにこれからも日本人は生きていくのだろうか。
 だとしたらどんな理由があろうとも、それを回避させなければならない。しなければならない。
 もう一度言葉を変えて云う。先制攻撃能力のある兵器を保持することは、非人道的行為を是認するものだ。わたしに言わしむれば言語道断、努力をせずに勝ち取れる平和など何処にもないと知るべきだ。そして戦力や兵力というものは平和の対極にあるものと知るべし。

『戦争よりもまず外交第一』そこに活路を見いだすのが真の政治家であり為政者だ。そしてそれを実行できる政治家を選ぶことは国民の責務だと思う。そしてそれを為せるのは安倍晋三ではない。安倍のいう”積極的平和主義”が結果的に何を生んだというのだろう。安倍の言動が必要以上の国家間の緊張を生み、日本国民の生命と財産を脅かしているという現実。これが安倍のいう”積極的平和主義”の中身、そして実体だ。

 外交のセオリーとしては熱くなった国同士が直接対話をすべきではない。本来ならば安倍はトランプを宥めなければならない立場の人間だったのだ。それが一緒に金正恩体制を非難した。とても利口者のすることではない。
 今できることは六カ国協議のメンバー国とはまったく利害関係のない、第三国に全権を委ね調停・仲裁に入って貰うしかない。それが出来る国は少なくともヨーロッパの中に三カ国はあるはずだ。彼らは北朝鮮問題は話し合い以外に和平への道はないと説いている。だとしたら調整役を引き受けてくれる可能性はゼロではない。何故ならもしそれに成功すれば、彼らには世界中の賞賛と、この上ない名誉が待っているのだから。
 そうではなく、もし武力行使の道を選ぶなら、日本は世界からまたも疎まれる存在になるだろう。

 戦争が終わった時、そこには勝利者は一人もなく、ただ敗者あるのみ。

 私達の先祖・先達のように、あなたは一生良心の呵責に苛まれて生きていくのですか。戦争が始まれば、あなたがもしそこで生き残れたとしても、周りでは常に無辜の人々がいともたやすく悲惨な死を遂げていく。時にあなたは他人を見捨てでも、蹴落としてでも、自分の生きる道を選ばざるを得ないかも知れない。
 戦後満州から生き延びて帰国した人々の中には、当時幼い身でありながらその苦渋の選択をし、今もそのことに苦しむ人が現実にいるということをあなたは知るべきだろう。もし憲法九条を改正するならば、それら惨事を再び招くことになるという覚悟なしに、日本の行く末を選ぶ権利はあなたにはない。

 安易に軍事力に頼るのは自ら墓穴を掘るに等しい愚かな行為と肝に銘じるべきだ。

 私は、戦後七十二年経つ今も、歴代の為政者が、何故日本が第二次大戦で負けたのか、負けなければならなかったのかを、真摯に考えたことがあるのかどうか疑わしいと思っている。それはまた、為政者を選んだ我々国民も同様なのだ。
 現実にあなたは先の大戦にまったく関心はないだろう。反省しろと云われれば、戦争もしていないのに何故そうしなければならないのだと反発を覚え、反省することの意味と意義に思い至ることはないだろう。しかし、ドイツ人は戦争を知らない子ども達が今もナチスのしたことを学んでいる。

「反省とは二度と同じ過ちを犯さないためにするものだ」

 戦記物が好きな人もいるだろうが、どこどこの戦闘はああだったこうだったと云ってみたところで、戦争の実体が分かる筈もない。戦争を本当の意味で知っているのは今や九十歳以上のお年寄りだ。その記憶とて心許ないし客観性はハッキリ申し上げて期待できない。そして伝承の道は今は僅かばかりしか残っていない。そうしてやがて戦争の記憶は途絶えるだろう。そして日本は戦争を顧みないまま「戦争を知らない子ども達」で溢れるだろう。
 戦争を知らないことがどれ程恐ろしいことなのかあなたは本当に分かっているのだろうか。
ネット上での国防や改憲や安全保障の議論が今どうなっているかあなたは知っているだろうか。ハッキリ云って情けないほどの状況だ。あれは議論ではない。単なる誹謗中傷だ。そこでは間違ったナショナリズム、人種差別、民族差別が罷り通る。日本も韓国も中国も大して変わりはしない。そこには醜いお互いのエゴがあるだけだ。しかしそれはまだネットだけの話だ。今なら間に合う。戦争とは何なのか、それが分かるのは先の大戦を顧みること以外方法はない。しかしながら現代の日本人が先の大戦を反省していないのは明らかだ。だとしたらまた同じ過ちを日本人は繰り返すだろう。
 私は過去にこう云う話を耳にした。今は鬼籍に入っている方から聞いた話だ。それに依れば、「日本は戦いそのもので負けたのではない。アメリカの物量に負けたのだ。むしろ精神的には我々の方が間違いなく勝っていた。あれは間違いなく正義の戦いだったのだ」というものだったと思います。
 聞いたのは相当前ですからうろ覚えですが、仰られたことの大筋はたぶん間違っていないと思います。私は当時まだ若かった。多分三十路にも入ってはいなかったでしょう。しかしその年齢でも私はその話を疑念を持って聞きました。
 戦争を経験なされている先達ですから、本当は敬意を持って聞かなければならなかったのかも知れません。ですが、私はハッキリと口にだして疑念を呈してしまいました。何故なら自分たちの戦争は間違っていなかったという言葉は、自分たちの行為を正当化したいという強迫観念の様な思い込みにしか聞こえなかったし、その先達の身振り手振りを交えたその話し振りも、これは虚勢だという風にしか、私の目には映らなかったからです。
 その後、靖国の英霊とか、人間魚雷回天の話を聞かされても、戦争の実体はまったく見えて来なかった。だから私は「日本人は先の戦争を反省しなくていいんですか」と単刀直入にお聞きしました。しかしその先達から反省の言葉は終ぞ聞くことは出来ませんでした。先達は怒ってはいなかったと思います。私は言葉を選びながら話しましたからね。しかし最後まで本音の欠片さえ私の前に晒してはくれなかった。あの戦争では官民合わせて300万人を超える日本人が亡くなっている。中国や東南アジアの死亡者は未だ定かな数字はないが少なくとも2000〜3000万人規模の人々が亡くなったと聞いている。それが本当に正義の戦いだったとは私にはどうしても思えなかった。大東亜共栄圏はどうしても大義あるものとは思えなかった。だから先達の云う大東亜戦争はどうしても大義ある戦争には思えなかったのです。特に日中戦争は。一時期は同じ日本人を誇りに思えなくてどうするという気持ちが先立ち、先の戦争は正しかったんだと思い込んだ時期もありました。しかし今はあの大戦は間違いなく大義なき戦いだったと思っています。私は日本人ひとりひとりについて語っているいるのではありません。お国のためと思って戦地に赴き、空しく亡くなっていった日本人は多かったと思います。しかし日本政府と軍部は絶対に正当化できない重大な過ちを犯しています。何より日本が中国からアジアに掛けて戦火を拡大したことによって
少なくとも2000〜3000万人規模の人々が亡くなったという事実は絶対に正当化できない事実です。自分たちの祖父、父、兄が人の道に外れる行いをしたとは思いたくない。しかし、冷静に立ち返ってみれば、戦争に正義はありません。人が人を殺略する行為が正当化されるなどあり得る訳がない。
 先祖を私は敬います。そしてそれは皆さんも同じでしょう。しかし先祖が為した戦争まで私は敬うことは出来ないのです。功罪共に受け入れて、つまり良かったことも悪かったことも包み隠さず知ることによって、本当の意味で先祖を敬うことになるのではないかと思うのです。今自分がここに生きていることの意味は、ご先祖や日本人のこれまで為して来た真実の姿への理解なしに分かる筈もない。

 だからあの日私は先達の言葉が信じられなかった。精神論で一体どれ程の日本人が亡くなったのだろう。そう思うと居たたまれない気持ちになるのです。客観的に見ても日本の軍部、特に陸軍参謀本部は精神論で何でも解決しようとしていたとしか思えない。誰でも分かる云い方をすれば、当時の日本軍ほど兵站を軽視した軍隊は世界中のどこを探してもない。最後の二年は武器弾薬や糧食の十分な補給なしに実行された作戦は数知れない。それでも参謀本部は無理な作戦を繰り返した。そしてあたら何十何百万人という日本人兵士を屑か襤褸切れの様に消耗していった。それが正義ですか。
 もしそれを正しいと本気で信じているのならば、戦争の本質を何ひとつ理解していないし、先の戦争がどの様なものであったのか余りにも軽視しているとしか云いようがない。忌憚なく云わせて貰えば、それは愚か者の戯言でしかない。そんな考えの人間が戦争を指揮したから、先の大戦は負けるべくして負けたのです。国民や他民族を屑や襤褸切れの様に扱った戦争に大義や正義などある筈がない。何しろ戦争は悪なのだ。けして正当化できない。

 話を元に戻しましょう。
 兵站つまりロジスティックを考えない戦争は必ず負けます。それは孫子の兵法にも書かれている戦争の基本中の基本です。

 ところが明治維新以来日本はその事をあまりにも軽視していた。兵器や装備は前時代的で欧米には勝てない。だからそれを補う、もしくは覆い隠すために昭和十六年に入って東条英機が「戦陣訓」などというあんな馬鹿げたものを作り上げたのだ。これがどれだけ多くの死ななくても良かった若い命や、子どもや妻のいる父親等多くの命を奪ったことだろう。その屍を見も知らぬ遠いアジアの彼の地に晒すことになったのだろう。それだけではない。戦火の拡大にともなってアジアの至る所で日本軍は現地の多くの人々を戦禍に巻き込んだのだ。
 戦陣訓によって「生きて虜囚の辱を受けず」を信じ自決したもの、万歳攻撃したもの数知れず。降伏という選択肢は「戦陣訓」によって日本の一兵卒には一切与えられなかった。そして沖縄ではそれを女こどもにも強要した。ひめゆりの塔のあの洞穴で、何故将来ある娘達は自決しなければならなかったのか。あなたたちはそこまで考えたことがあるか。考える義務があるとは思わないのか。沖縄の人は「やまとんちゅ」に虫けらのように扱われたのだ。その事を本土にいた我々はおしなべて知らなければならない。たとえその子孫で当時を知らなかったとしても、知らないでこのまま生きる事は、戦争を反省しないでのうのうと生きるのとまったく同じ行為である。これは東条英機一人に戦争責任を負わせてそれで終わりではない筈だ。そんな(右寄りの人々でも否定している】東京裁判を踏襲した戦後処理の仕方で、果たして良いものだろうか。日中戦争から始まった侵略行為を国民過半は支持したではないか。その反省を私達の祖父母や他の大人達はしたのだろうか。否、絶対にしていない。

 国の守りを論じる者には戦争の惨禍と平和の大切さを知らなければその資格さえ与えてはならない。今の若者の殆どはそんな数々の人為的惨禍を知りもしないだろう。否、それは大人達も同じなのだ。臭いものに蓋をして生きて来たのだからそう責められても文句は云えまい。
 先達に偉大な人はいただろう。しかし明治以降日本の命運を握る様な大切な場に、偉大とはいかないまでも優秀な為政者が存在しなかったのは日本の悲劇だ。否、運命だったのかも知れない。維新以来、日本は必ずといって良いほど誤った選択をして来た。そしてそれは時に民意でもあった。しかし太平洋戦争までの日本の軍隊が、一度も完敗しなかったのは幸運であったに過ぎないのだ。だからその奢り昂ぶった心が正気を失わせたのだ。精神論だけで武器弾薬も乏しく、飯も食わず生きろという無謀な作戦命令が何の疑いもなく幾度採用されたことだろう。ビルマ戦線とインパール作戦、ガダルカナル島、グアム・サイパン・テニヤン島玉砕、フィリピン戦線の飢餓とマラリアとの戦い。そして硫黄島の攻防。
 行き着くところは人命を一個の機械としか考えなかった特攻隊と人間魚雷回天。日本の為政者は自国民を虫けらのように消費し見捨てた。それが現実であり真実なのだ。
その度に何千何万という、私達の祖父や、父や、兄や、弟が意味もなく死んでいった。

 現地調達の名のもとに、食料さえ一週間ほどしか持たされずにどうして戦えというのか。しかも正式銃は明治以来の旧式銃。内地では漫画のような馬鹿げた軍事教練までもが平然と行われていた。竹槍で爆撃機が落とせるか。そんな意味もない軍事教練・軍事訓練を大真面目に内地にいる児童、婦女子に強要したのだ。

 そんなことを戦後の日本人が繰り返す訳がないなどという輩もいるだろう。だが戦争の災禍は形を変えて私達に襲いかかる。過ちを再び繰り返さないという保証はどこにもない。
 明治維新から日清、日露、数々の戦争を経て、昭和十二年から二十年の八月十五日まで続いた日中、太平洋戦争(北方領土では更に一週間)が終わった後、真に日本人が過去を顧みる事も反省することもなく、これから再び日本が正式に戦える軍隊、他国を殲滅できるほどの兵力を持つ、ということはそういうことなのだ。
 過去への反省もない今の日本人が他国人への殺傷能力を持つことの恐ろしさは、日本人以上に極東の隣国の人々は知っているしそれを恐れている。そしてそれは過去の日本人がして来たことと無縁ではない。というより過去に日本人がして来たことがあったからこそ皆恐れているのだ。日本人は有史以来平和国家であったことは1945年以前には一度とてない。そして日本人の本質は平和を愛する民族などではけしてない。実に好戦的民族であったと知るべきだ。だから近隣の国々は日本の再軍備を恐れるのだ。だからこそ、中国も韓国も日本人は本当に反省していないと批判するのだ。それを何度謝罪すれば気が済むのだと日本人は反発するだろう。でも本当にその言葉は正しいのか。

「本・当・に・日・本・人・は・一・人・一・人・が・反・省・し・た・こ・と・な・ど・あ・る・の・か」

 わたしは自戒の念を持って今頃になってそう思っている。たとえ韓国の人々が「怨恨の民」であったとしても、それを乗り越えなければ真の友好はないと思い直している。それには双方が歩み寄る姿勢を見せなければ何ひとつ始まらない。中国も然りである。日本は朝鮮半島の人々以上に、中国大陸で残虐の限りを尽くしたのだから。その過去を隠蔽し知らぬ存ぜぬと言い続ける限り、日本は半永久的に隣国から信用されず、同時に真の平和も訪れず、常に緊張した隣国諸国との関係を続けなければならないだろう。だから余計な防衛力まで持たざるを得ないなど思い込むようになるのだ。皆日本人の浅はかさに因があると思うところから、本当の平和が始まるのだと思う。ただしロシアは別である。ロシアの本音は領土拡張主義だけである。だからプーチンに踊らされている安倍に宰相の資格はないのだ。


 話を元に戻そう。

 日本は物量に負けたのではない。

 大義なき戦いをしたから負けたのだ。

 敗戦は必然の結果でしかない。

 そしてそれを推進したのは、時に民意はあったのかも知れないが、けして市井の民ではない。すべて為政者の無能と軍部の暴走にあったのだ。今の自民党は、先の戦争中の大政翼賛会以上に無能だが、その無能者である宰相が権力を持つ恐ろしさを、平和しか知らない今の日本人は知る由もない。

 悪魔や悪鬼は本性そのままの顔をして近づいては来ない。家柄や毛並みなんかに欺されるのは日本人だけだ。それだけで思考停止しまうのも多いからね(笑)よく考えてご覧。いつの世も善人か手弱女の姿をして我々の前に現れる。そしてその言葉は口説き文句のように胸に染み入る。そして魅入られた者の行く末は野晒しの屍あるのみ。

 という訳で、反省からすべては始まる。それ以外の選択肢などない。


次号最終回VOL.9は明日9月30日午前0時公表です⇒午前6時に延期します。

 

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THE SECOND STATEMENT. 
CHANGE! WE CAN DO IT!
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なよたけの碑のある寺.jpg

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コメント 5

なかちゃん

読み進めていくうちに、納得することが出来ます。としか言いようがないかな?
長いし難しいし、だからそういうことを考えたことのない人には理解できないと思います。
ボクが理解できると言ってるんじゃないですよ。ボクも難しい。だけど、希望の党の中身が分からないというのも『同じく…』だし、それ以外の話も今までいろんな場所でたくさんの仲間と話してきた内容とかなり近いです。
近隣の国に対する反省の話は今初めて考えさせられて、目から鱗でした。
そういえばそのとおりなんですよね。過去にどれだけ補償が済んでると言っても、今やってることが平和憲法の改悪を狙っているというのが見え見えでは反省していないと相手の目に映るのは当然だと思います。
国民に対してではなくて、国に対してなんだけど、その国を動かしているのが国民なんだから…ですね。
上手くまとめることが出来てませんが、ご意見に賛同します。

by なかちゃん (2017-09-29 09:24) 

U3

☆なかちゃんへ
 私は昨夜やっと小池百合子の正体を見つけました。と、同時に安倍晋三の正体も自民党の実体も、今の日本を覆い尽くしているある「観念」と云おうか「潮流」も理解しました。
 そしてその結論は『今の日本は危機的状況にある』という紛れもない事実です。それを考えると「歴史は繰り返す」という言葉の重みがひしひしと胸に迫って来る思いが致します。
 ”これからの『日本』ひいては『日本人』を考える”というタイトルで書き始めたのは約二週間前です。その間本当に今の日本人はどこに向かっていくんだろうと、それこそ頭の痛くなるくらい考えました。その最中に降って湧いた様に起こった解散総選挙と希望の党の出現。これは一体何なのか。熱くなった頭を冷やし、少し俯瞰的に今の状況を見直したのは昨夜の事です。そしてその答えが見つかりました。それが先ほど申し上げた、『今の日本は危機的状況にある』という結論です。
 その答えは明日午前零時に更新するシリーズ最終話の冒頭に書くつもりです。

by U3 (2017-09-29 11:38) 

makkun

コメントありがとうございました~
寒くなると私の不具合の右足は血流の悪さで冷たさも倍増で
ホッカロンだらけになります。
湯たんぽとホッカロンを頼みの綱にして
これからを乗り切ろうと思います。
選挙戦に突入ですが、自分の身しか考えない離合集散の体ですので
個人的には白けムードです(笑)

by makkun (2017-09-29 13:53) 

lamer

「対話より圧力」と安倍晋三は言うけれど、国を本当に守るのは外交の力と政治家の力量だと自分も信じています。
by lamer (2017-09-29 16:44) 

U3

☆★☆みなさまへ☆★☆
今クラシックコンサートを聴き終えて帰途に就いています。
夕食は外食して帰宅してから最終話のまとめに入る予定。
コメントレスポンスは多分明朝以降になるかも知れませんが、もう出来ないかもしれません。その場合ご容赦を。
by U3 (2017-09-29 20:59) 

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